AppLovinは、本日（5月7日）、米サンディエゴを拠点とするゲーム開発会社Redemption Gamesへの戦略的投資を発表した。なお、投資条件などは非公開としている。Redemption Gamesは、アプリランキングで上位入りを果たした人気マッチ3パズルゲーム『Cookie Jam』を開発したチームを率いるMichael Witz氏とDan Lin氏によって、2015年に共同で創業された。才能溢れる共同創業者の両氏は、2018年にSupercellからの投資を受け、2019年7月に『Sweet Escapes』をリリースした。同タイトルは、2019年にアプリストア内のパズルゲーム部門としては最速でランキングを駆け上り、その結果、Redemption Gamesは同年中に売上トップ100位以内に新たにランクインした唯一のゲームスタジオとなった。
AppLovinは2018年からゲームスタジオへの戦略的投資に取り組んでおり、Redemption GamesはPeopleFun、Belka Games、Clipwire Games、Firecraft Studios、Geewaなどのパートナースタジオと、自社スタジオであるLion Studiosを含むAppLovinのグローバルなモバイルゲームのエコシステムに加わることになる。なお、今回の投資後も引き続き、従来の経営体制で独立した企業として運営される。
▼Redemption Games 最高経営責任者（CEO）兼共同創業者 Michael Witz氏コメント
「私たちのスタジオの成長を後押ししてくれるマーケットリーダーと共に働けることを嬉しく思います。今回の投資により、『Sweet Escapes』の成功に続く、新たなヒットゲームを生み出すためのあらゆる要素を結集することが可能となり、それらのゲームが世界中のプレイヤーを魅了することを確信しています」
▼Supercell デベロッパー・リレーションズ・リード Jaakko Harlas氏コメント
「我々はチームの戦略と『Sweet Escapes』の継続的な取り組みに感銘を受けました。アーリーインベスターとして、Redemption Gamesのストーリーに参画できたことを誇りに思います。Michael、Dan、そしてチームが、市場をリードするAppLovinのチームと共に次のステップへと踏み出すことに期待を寄せています」
▼AppLovin 経営企画部門 ヴァイスプレジデント Jordan Satok氏コメント
「この半年間、AppLovinは大きく成長するスタジオへの戦略的投資を複数件、積極的に実施してきました。今回の投資は非常に素早く実現しましたが、今後数カ月以内に提携するほかのスタジオとも同様のペースを見込んでいます。また、MichaelとDanが率いる才能あるチームとのパートナーシップに大きく期待しています。Redemption Gamesは大きな成長の可能性を秘めたスタジオです。弊社の投資は、多くのモバイルゲームデベロッパーに対して、カテゴリー上位のランクイン獲得とビジネスの成長を支援してきました。地元であるカリフォルニアのスタジオをサポートし、成長を見届けられることを嬉しく思います」
