Google、定期購入に関するポリシーを変更…定期購入や無料試用、キャンセルに関する透明性向上のため

Googleは、Google Playの定期購入に関するポリシーを変更した。今回のポリシー変更では、定期購入の内容や無料試用、発売記念価格に関する規約、キャンセルを含む定期購入の管理方法をユーザーに理解してもらうことが目的としており、定期購入を取り入れているアプリは、6月16日までにポリシーに準拠してほしい、としている。

以下のような定期購入の利用規約を明確にする。 

・アプリの全部または一部の機能やサービスを使うために、定期購入する必要があるかどうか。定期購入が必要でない場合、ユーザーは簡単に定期購入のオファーを拒否できるかどうか。
・定期購入の価格
・課金サイクルの頻度


無料試用や発売記念価格を提供する場合は、以下のことを明確かつ正確に提示する。定期購入のキャンセルや管理を行う方法を明確に示してほしいとのこと。

・期間
・価格設定
・無料試用や発売記念価格に含まれる内容
・無料試用が有償の定期購入に切り替わるタイミング
・有償の定期購入に切り替えたくない場合、キャンセルする方法


また、今回のポリシーの変更と併せて、ユーザーの信頼を高め、安心して定期購入を行ってもらうため、以下のようなプラットフォームレベルのプロダクトの変更を行ったという。

・透明性を高めてユーザー エクスペリエンスを改善するために、購入用のカートを改善した。
・無料試用やお試し価格が終了する前に、ユーザーにメールで通知する。
・3 か月、6 か月、年間のプランで定期購入を行っているユーザーには、更新が近づいたときにメールで通知する。
・アプリやゲームをアンインストールしても自動的に定期購入が解除されない場合、アンインストールした定期購入ユーザーに通知する。
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