【ゲーム株概況(5/8)】BOIが大幅続伸 前期好決算を発表も今期減益予想を嫌気した任天堂が安い 子会社が「Zoom」と連携のメタップスが一時S高

5月8日の東京株式市場では、日経平均は大幅続伸し、前日比504.32円高の2万179.09円と2万円大台を回復して取引を終えた。欧米の経済活動の再開に続き、国内でも新型コロナウイルスの新規感染者数ゼロが続いている地域での経済活動再開の期待が高まっていることが市場心理にプラスに働いた。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、バンク・オブ・イノベーション<4393>が大幅続伸したほか、ドリコム<3793>やブシロード<7803>、エイチーム<3662>なども買われた。

また、周辺株では、子会社のメタップスペイメントが提供するイベント参加申込・決済・参加者管理システム「イベントペイ」がオンラインミーティングサービス「Zoom」との連携機能を提供開始すると発表したメタップス<6172>が一時ストップ高した。

半面、前日5月7日に発表した2020年3月期決算は大幅な増益となり、Nintendo Switch向けソフト『あつまれ どうぶつの森』の驚異的な滑り出しが明らかとなった任天堂<7974>は、今期の減益予想を開示したこともあって、利益確定の売り物に押される展開となった。

また、この日の大引け後に決算発表を控えていたカプコン<9697>も発表内容への警戒感からさえない。

ほか、Aiming<3911>やイグニス<3689>などの下げがきつい。


■関連銘柄
株式会社メタップス
https://metaps.com/

会社情報

会社名
株式会社メタップス
設立
2007年9月
代表者
代表取締役社長 山﨑 祐一郎
決算期
12月
上場区分
東証グロース
証券コード
6172
企業データを見る
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る