CA子会社のキュレオ、子ども向けプログラミング教室「QUREOプログラミング教室」がオンライン授業に対応開始


サイバーエージェント<4751>の連結子会社キュレオは、運営する子ども向けプログラミング教室「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」がオンライン授業に対応開始したことを発表した。国内外に展開する1700教室のうち、まずは約500教室でオンライン授業をスタートする。

今般の新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言の延長を受け、全国各地で小学校や塾、習い事教室などの休校延長が決定され、再開の見通しが立たない状況が続いている。子どもたちの学習機会が失われていることが社会的な課題となるなか、「QUREOプログラミング教室」では、講師・子ども双方の安全と、プログラミング学習機会の確保を両立するべく、生徒が自宅で受講できるプログラミング学習のオンライン授業を開始することを決定した。

「QUREOプログラミング教室」では、同社が開発・運営する小学生向けオンラインプログラミング学習教材「QUREO(キュレオ)」を利用した授業を行っている。「QUREO」は、本格的なプログラミングの基礎が身につく自主学習サービスで、ガイドキャラクターによるナビゲーションや、丁寧な説明動画など子どもが楽しみながら自発的に学習を進められることが最大の特長となっている。また、講師向け機能として、生徒ごとの学習進捗度と項目別の習得度がオンラインでわかるため、講師は生徒の学習状況を把握しながら指導することが可能だ。

こうした「QUREO」ならではの強みを活かし、「QUREOプログラミング教室」では、ビデオ会議システムなどを活用した対面式のオンライン授業を行う「双方向型」や、生徒の自学自習を遠隔でサポートする「自立型」などの形で従来の授業と同等の学習指導を行う。



「QUREOプログラミング教室」は、2019年4月より全国各地への展開をひろげ、2020年4月末時点で全国47都道府県およびタイ、マレーシアに約1700教室を開設し、小学生を対象としたプログラミング教室事業者において、教室数国内NO.1の規模となった(※2020年4月時点同社調べ)。今回開始するオンライン授業の取り組みにおいては約500教室が対応し、今後さらに対応教室を増やしていく。

現在、政府から企業などにテレワークの要請が出されており、今後様々なイベントや、学校の授業などもオンライン対応が進んでいくと予想される。同社は、「QUREOプログラミング教室」のオンライン授業が子どもにとってプログラミング学習を継続するための機会となるだけでなく、「オンラインで学ぶ」また「テクノロジーの力で課題を乗り越える」という経験を積み、IT社会で生きていくためのリテラシーを育む機会となるものと考えている。これからも子どもたちの“学びを止めない”ためのサポートを全力で実施していく方針だ。