KADOKAWA、オーディション管理ツール「Exam」を運営するフォッグと業務提携 主催者が抱える課題を包括的にサポート


KADOKAWA<9468>は、5月12日、オーディション管理ツール「Exam」を運営するフォッグとの業務提携を発表。

多くのオーディション主催者が抱える課題を解決するため、WEBサイト「ザテレビジョン」やザテレビジョン公式SNSなどを活用し、オーディション管理ツール「Exam」の「オーディション情報の拡散」「応募者数の確保」「オーディション合格者のメディア露出」といった課題解決をバックアップする。

また、中長期的な影響が見込まれるコロナ禍においても、安全かつ効率的なタレント発掘を支援する「Exam」を積極的に推奨していく。

<以下、プレスリリース>

オーディション運営のコストとリスクについて
働き方改革の推奨により、 さまざまな業種で業務効率化が求められる昨今。 しかし、 芸能界、 エンタメ界における「オーディション」を取り巻く環境は、 いまだ紙ベースでの管理や運用が一般的であり、 多大な労力とコストが課題となっています。 加えて、 紙ベースでの情報共有や対面による面接は、 新型コロナウイルスの感染リスクの観点から、 これからのエンターテインメント業界を担う新しいタレント発掘の障害になると予想されます。

●オーディション主催者(芸能プロダクション・メディア)が抱える課題

1.応募者の管理に手間がかかる
「応募用紙を郵送」「プリントアウトし審査員で情報回覧」など紙ベースでの情報共有もまだ多く、 書類整理やプリントアウトに膨大な時間やコストがかかる。 また、 メールや応募フォームの場合であっても、個人情報や画像をエクセルやフォルダで管理しており、 手間がかかるうえに情報の一元管理もできず人的ミスも起こりやすい。

2.オーディション特設サイトの制作予算が少ない
応募者数を増やすために、 スマートフォン対応の見栄えのする特設サイトを制作したいが、 制作の手間やコストを捻出できず、 スマートフォン非対応の簡易なもので済ませることもある。

3.条件に合う応募者を集めるのが困難
オーディションごとに求める人物像は異なるが、 想定ターゲットにまでオーディション情報を届けるのが困難。 イメージに合う応募者が十分に集まらない原因となっている。

4.対面面接でのコストやリスクが大きい
対面での面接は審査がしやすい反面、 地方で開催する際は、 会場押さえや交通費などコストが大きい。 また、 新型コロナウイルスの影響で多数の応募者と審査員を一堂に会する審査は感染リスクが高く、 当面実施できない。

●課題解決のためオーディション管理ツール「Exam」をリリース

これらの課題の解決策として、 導入コストを抑え、 簡単にPC・タブレット・スマートフォンに対応した応募フォーム・管理ツールを使えるオーディション管理ツール「Exam」( https://exam.work/ )をフォッグ株式会社が2019年10月にリリースしました。 すでに多くの大手芸能プロダクションや出版社が主催するオーディションに導入され、 好評を得ております。



●「Exam」で提供している機能

1.特設サイトと応募フォームを簡単に作成
必要な情報を入力するだけで、 PC・タブレット・スマートフォンに最適化した特設ページと応募フォームを作成することが可能です。 動画や音声ファイルにも対応。 専門的な知識はいらず、 直感的にご利用いただけます。

2.応募者をWEBで見やすく管理
応募された情報は、 ログイン・パスワードが必要なWEB管理システム上に安全に一元管理。 主催者が発行するアカウント保持者のみが情報を閲覧でき、 ボタンひとつで合格者を次の審査に進めることができます。

3.審査も遠隔で簡単に
審査員はPC・タブレット・スマートフォンで場所を選ばず、 簡単に情報を閲覧・審査することが可能。 主催者は忙しいスケジュールの間を縫って、 時間や場所の調整をせずとも「どの審査員が」「どの応募者に」「どんな評価をしたか」を一覧で確認することができます。 また、 WEB会議システムを組み合わせたリモート面接を円滑に進めるためのサポートも充実しています。

4.従来の紙での回覧・審査にも対応
審査に必要な項目に絞って、 応募者ごとに情報を一括でプリントアウトすることも可能。 閲覧性・一覧性に優れた紙で見たい、 といったアナログならではの良さも担保します。



●さらなる課題解決のために

オーディション運用の負荷軽減というソリューションに加え、 この度、 オーディション主催者側の「条件に合う応募者がなかなか集まらない」「合格者をお披露目する機会を用意するのが大変」といったさらなる課題に対応すべく、 Fogg株式会社と業務提携致しました。

創刊37年の「週刊ザテレビジョン」、 テレビ誌月刊実売No.1の「月刊ザテレビジョン」、 月間1.1億PVのWEBサイトザテレビジョンを保有する弊社の強みである芸能事務所やテレビ局との強いコネクション、 複数メディア運営による情報拡散ノウハウなどを武器に、 「Exam」事業をバックアップ。 オーディション主催者の課題を包括的に解決するサービスを実現して参ります。



●KADOKAWAによる新たなソリューション提案(予定)

・月間1.1億PV「WEBサイト ザテレビジョン」にて事前・事後のニュース配信
・約45万フォロワーを抱えるザテレビジョン公式Twitterでの情報拡散ブースト
・オーディション情報や周辺情報を取り上げる新メディアの立ち上げ・運営
・Examの営業支援・バックアップ
 
●「Exam」導入実績

・スターダスト即戦力オーディション
主催:株式会社スターダストプロモーション

・ミスiD2021
主催:株式会社講談社

・ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト
主催:株式会社主婦と生活社

・MUTEKING主演男性声優オーディション
主催:株式会社ホリプロインターナショナル

・太田プロダクション主催「第1回新人発掘オーディション」
主催:株式会社太田プロダクション

・次世代コスプレイヤー 全国オーディション
主催:株式会社PPエンタープライズ

・美笑女グランプリ
主催:吉本興業株式会社

・LANTIS×DEARSTAGE オーディション【ARCANA PROJECT】
主催:株式会社ディアステージ

・-FES☆TIVE姉妹グループ発足オーディション in JAPAN-
主催:ライズプロダクション(株式会社アフィックスジャパン)
 
株式会社KADOKAWA
http://www.kadokawa.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
設立
1954年4月
代表者
代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
決算期
3月
直近業績
売上高2554億2900万円、営業利益259億3100万円、経常利益266億6900万円、最終利益126億7900万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9468
企業データを見る