​コロプラ、『DQウォーク』はQonQで勢いが落ち着くも『黒猫』と『白猫』が復調 コロナウイルス流行下は「脱位置ゲーで運用」(馬場社長)

コロプラ<3668>は、5月14日、2020年9月期の第2四半期累計(10~3月)の連結決算を発表した。今回は同日実施されたオンライン決算説明会の内容も踏まえて、第2四半期(1~3月)の各タイトルの状況などを取り上げたい。

第2四半期の売上高は、QonQで横ばいの推移となっているが、前四半期に爆発的な大ヒットとなった『ドラゴンクエストウォーク』(以下『DQウォーク』)の勢いがやや落ち着いた一方で、周年イベントを実施した『クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ』や、ユーザーからの人気が高い「茶熊イベント」を開催した『白猫プロジェクト』が復調するなど、リリース時期別に見た売上高の比率が変化した。よりバランスが取れた内容と表現することもできるだろう。

なお、『DQウォーク』の勢いがやや落ち着いた要因の1つとして、位置ゲーという要素が外出自粛の影響を受けたこともあると思われるが、同社は感染の拡大防止を目的とし、『DQウォーク』を自宅でも遊べる仕様に変更しており、「脱位置ゲーで運用している」(馬場社長)とのこと。
 
株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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