​ブランジスタ、3月中間は最終利益83%減の1.11億円 前期にあった子会社株式売却に伴う一時的な増益要因がなくなる

ブランジスタ<6176>は、2020年9月期の第2四半期累計(19年10月~20年3月)の連結決算を発表し、売上高16億1700万円(前年同期比3.9%減)、営業利益1億9200万円(同21.2%減)、経常利益1億9400万円(同21.9%減)、最終利益1億1100万円(同83.0%減)となった。

最終利益においては、前期は連結子会社の全株式を譲渡したことによる税効果会計による会計処理の影響などの一時的な増益影響があった反動から、前年同期を大幅に下回った。

電子雑誌業務においては、書籍第2弾の全国発売を行うなど、引き続き「旅色」の媒体力強化に注力してきた。また、国内外で41施設を展開する星野リゾートとのタイアップにより制作した別冊版「旅色」を発行したほか、上半期に8自治体と別冊版「旅色」の発行や広告掲載を実施した。

ソリューション業務では、主力サービスの「ECサポートサービス」に注力していることから、大手メーカーのECサイト支援業務の受託を開始するなど、新規案件の獲得による業務受託売上の増加を図っているが、他サービスの取り扱いが減少した。

 
(編集部 木村英彦)