バンナムHD、期末配当予想を103円から112円に増額

​バンダイナムコホールディングス<7832>は、本日(5月20日)、2020年3月期の期末配当予想を1株あたり103円から112円に引き上げた。内訳は、ベース配当20円と業績連動配当92円となっている。業績連動配当を9円引き上げた。中間配当20円も行っているため、年間配当は132円となる。6月22日開催の定時株主総会の決議で決定する。

同社では、株主への利益還元を経営の重要施策と位置づけており、同社グループの競争力を一層強化し、財務面での健全性を維持しながら、継続した配当の実施と企業価値の向上を実現していくことを目指しているという。

具体的には、長期的に安定した配当水準を維持するとともに資本コストを意識し、安定的な配当額として DOE(純資産配当率)2%をベースに、総還元性向50%以上を目標に株主還元を実施することを基本方針としているとのこと。


【関連記事】
バンナムHD、20年3月期の営業益は6.3%減の787億円 ゲームと映像音楽、AM事業が苦戦 大人向け好調のトイホビー伸びる
バンナムHD、同社とバンナムアミューズメントの役員9名の報酬を減額…AM施設などの休業継続を踏まえて
株式会社バンダイナムコホールディングス
http://www.bandainamco.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコホールディングス
設立
2005年9月
代表者
代表取締役社長 川口 勝
決算期
3月
直近業績
売上高9900億8900万円、営業利益1164億7200万円、経常利益1280億0600万円、最終利益903億4500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7832
企業データを見る