
アエリア、1Q(1~3月)は売上高8%減、2.8憶円の営業赤字 コンテンツ事業でイベント延期・中止の影響が響く 減損計上で47億円の最終赤字に

なお、最終赤字が大きく膨らんでいるのは、のれんの減損損失30億9500万円と、固定資産の減損損失11億1500万円を特別損失として計上しているため。

各セグメントごとの状況は以下のとおり。
①ITサービス事業…売上高10億7500万円(前年同期比25.6%減)、営業利益1億2300万円(同8.0%減)
オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行うファーストペンギンと、データサービス事業を行うエアネットが安定した収益を獲得したが、アフィリエイト広告収益の減少に伴い減収減益となった。
②コンテンツ事業…売上高34億8500万円(同20.9%減)、営業損益4億4200万円の赤字(前年同期6億4400万円の黒字)
コロナウイルス感染症の拡大によりイベントなどの延期あるいは中止に伴い収益が伸びなかった一方、ソフトウエアの開発費および償却費が増加した。
③アセットマネージメント事業…売上高20億4700万円(同50.3%増)、営業利益3700万円(同12.7%増)
不動産の賃貸および売買並びに国内外の企業などへの投資などを行った。
なお、2020年12月期通期の予想については、決算と同時に下方修正が発表(関連記事)されており、売上高260億円(前期比8.3%減)、営業利益5億円(同77.9%減)、経常利益3億円(同86.4%減)、最終損益42億円の赤字の見込み。

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企業情報(株式会社アエリア)
会社名 | 株式会社アエリア |
---|---|
URL | http://www.aeria.jp/ |
設立 | 2002年10月 |
代表者 | 長嶋貴之、小林祐介 |
決算期 | 12月 |
直近業績 | 売上高158億7100万円、営業利益26億9100万円、経常利益27億6000万円、当期純利益20億8000万円(2017年12月期) |
上場区分 | JASDAQ |
証券コード | 3758 |

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