【ゲーム株概況(5/22)】ネクソンとカプコンが高値更新 今期の減益予想のギークスが売られる VRライブ情報解禁のイグニスは目先材料出尽くし

5月22日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比164.15円安の2万388.16円で取引を終えた。中国の全人代で議論されると報じられた「香港版国家安全法」が米中対立の新たな火種になるのではとの懸念が市場の心理を冷やす展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ネクソン<3659>が連日の年初来高値更新となったほか、enish<3667>やアエリア<3758>、ボルテージ<3639>などが買われた。

また、カプコン<9697>も3日続伸し、年初来高値を更新した。

半面、前日5月21日に2020年3月期の連結決算を発表したギークス<7060>は、今期の2ケタ減益予想を嫌気する形で売られた。

ほか、コロプラ<3668>やサイバーエージェント<4751>など主力株の一角もさえない。

前日21日にライブ特化型仮想空間SNS「INSPIX WORLD」を活用した「初音ミク」VRライブの情報が解禁されたイグニス<3689>は目先材料出尽くし感から大幅続落した。


■関連銘柄
株式会社イグニス
http://1923.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社イグニス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
決算期
9月
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