Supercell、「2020 クラロワリーグ イースト」スペシャルシーズンが閉幕 優勝は日本の「FAV gaming」が獲得


Supercellは、「クラッシュ・ロワイヤル(以下、クラロワ)」の公式eスポーツリーグ「2020 クラロワリーグ イースト」スペシャルシーズンのプレイオフ決勝を、5月23日に開催した。

決勝はW.EDGM(中国)とFAV gaming(日本)の対戦となり、FAV gamingが見事ストレート勝ちを収めて優勝を手にした。今回の「2020 クラロワリーグ イースト」は、通常の「クラロワリーグ」のシーズンとは異なる”スペシャルシーズン”と名付け、オンラインを含む特別形式で実施した。

プレイオフはダブルエリミネーション形式で行われ、準決勝はLoser’s Bracketを勝ち上がったFAVgaming(日本)とKIX Team(マカオ)の対決となった。Set1のKING OF THE HILL(KOH)では、KIX TeamのBenZer Ridel選手がFAV gamingのJACK選手、だに選手、X-Bow Master選手を相手に3連続勝利。序盤から猛攻を受けたFAV gamingが、続くSet2のトリプルドラフトではキャプテン けんつめし選手が安定したプレーで取り返する。そこから一気に流れに乗ったFAV gamingの逆転が始まり、最後はX-Bow Master選手がOnion選手を1v1で下し、決勝へと駒を進めました。

決勝戦は、昨年ロサンゼルスで開催された「2019クラロワリーグ 世界一決定戦」の準決勝と同じカードとなるW.EDGMとFAV gamingの対決。そのときはなすすべなく無念の敗北を喫したFAV gamingにとっては、宿敵へのリベンジマッチとなった。

Set1でお互いに2Gameずつを取り合う攻防のなか、X-Bow Master選手の華麗なプレーが光り、FAVgamingがまずは1勝する。続いてのSet2 トリプルドラフトが、ここでも大活躍したのがけんつめし選手。トリプルドラフトで勝率80%を誇る強敵Higher選手をストレートで下し、チームを鼓舞するとともに優勝への道をX-Bow Master選手に託する。迎えたSet3の1v1はX-Bow Master選手とHigher選手の対決。勢いに乗ったFAV gamingは、X-Bow Master選手がHigher選手に反撃の隙を与えない見事なプレーで、なんとストレート勝ち。その結果、クラロワリーグ アジア、クラロワリーグ チャイナが統合した新たなリーグ「クラロワリーグ イースト」の初代チャンピオンの座はFAV gamingに決定した。

公式YouTubeアーカイブ:https://youtu.be/N5BkAVOFIPE

試合終了後 チームコメント
FAV gaming


<チーム代表コメント>
■試合を終えての感想
トリプルドラフトで4連勝してチームに勢いをつけられてよかったです!キャプテンが勝ってエースが決める最高の展開で優勝できました!優勝は初めてだったのでうれしかったです。それと同時に、次は王者として迎え撃つ側になるので今後もより一層がんばらないといけないなぁと思いました。
(けんつめし選手)

■スペシャルシーズンを振り返ってみての感想
Set2のトリプルドラフトをどう攻略するかが鍵だと思いました。予選で勝っていてもプレイオフのBO5形式を勝ちきるにはチームの総力が大事になるので、よくできていて面⽩かったです。シーズンを通してチームが成長していくのをどんどん感じました!人が成長できる最高のゲームとルールだったと思います!
(けんつめし選手)

ファイナルMVP
■X-Bow Master選手


MVPは私がずっと欲しくて、追いかけてきたものです。
常にMVPを獲ることを望んでいたので、やっと選ばれた瞬間、うれしくて泣いてしまいました。

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