【ゲーム株概況(6/8)】20年4月期業績予想を増額のgumiがS高 BOIは2000円台を回復 1Q決算が2ケタ減益のポールHDが6日ぶりに大幅反落

6月8日の東京株式市場では、日経平均は6日続伸となり、前日比314.37円高の2万3178.10円と2月21日以来の2万3000円台を回復して取引を終えた。国内外の経済指標が改善傾向を示したこともあり、朝方から買いが先行する展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、gumi<3903>に朝方から買いが殺到し、ストップ高まで買われた。gumiは、先週末6月5日に、『WAR OFTHE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』がグローバルで好調に推移したことなどを理由に、2020年4月期の連結業績予想の上方修正を発表したことが市場から素直に評価されたようだ。

また、ドリコム<3793>やケイブ<3760>、ブシロード<7803>も大幅高し、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は大幅続伸して一気に2000円台を回復した。

半面、enish<3667>が反落したほか、カヤック<3904>やネクソン<3659>などもさえない。

周辺株では、6月5日に発表した第1四半期決算が2ケタ超の減益となったポールHD<3657>が6日ぶりの大幅反落となった。


■関連銘柄
株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高160億0900万円、営業利益4億4700万円、経常損益1900万円の赤字、最終利益4億4500万円(2023年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
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