eスポーツの大会プラットフォーム『GameTector』運営のRIM、シードラウンドで約3500万円の資金調達



『GameTector』を提供するRIMは、6月18日、リードVCとしてW venturesとエンジェル投資家からシードラウンドにおける約3500万円の資金調達を行ったと発表した。

『GameTector』は、eスポーツ大会の開催・運営・参加が簡単にできて、 大会に特化した戦績データが蓄積されるツールで、ゲーム大会開催の運営負荷を解消するために開発したという。

大会主催者は「エントリー選手の管理」「対戦表の作成」「独自の結果報告システム」を利用することでスムースに大会の運営を行うことができる。参加選手は大会での戦績が蓄積されることで様々な角度から選手自身が戦績を見返すことができる。

2019年1月にスタートし、 これまでに約9000大会・大会参加者数は累積14万人を突破した。月間開催数が1600大会を超えるなど、多くの主催者・選手から利用されてきたという。2019年は約2000大会、2020年に入りすでに約7000大会を開催するまで急成長した。

ゲームテクターが主催する大会では、 大規模オンライン大会で参加者数2000人以上、 オフライン大会では60名以上の参加、2020年のGWに開催した大会ではツイッターでトレンド入りを果たすなど、 チームとして様々な経験を積み「大規模大会の開催ノウハウの蓄積」「オフライン大会の開催ノウハウの蓄積」「注目度の高い大会企画」ができるような体制になってきた。
 


今後は、 各ゲーム会社と協力し合いながら、 eスポーツ市場への進出を考えている企業や自治体への支援、 eスポーツの大会文化作り、 コミュニティ作りに尽力し、日本国内におけるeスポーツの市場を盛り上げたい、としている。