USJ、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の居住地域制限を解除 全国から入場可能に

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、7月20日より居住地の地域制限を全面的に解除した。新型コロナウイルス感染拡大防止のための休業から営業再開にあたって、年間パス以外のゲストの居住地について、6月19日から7月9日までは関西2府4県、7月10日から19日までは関西・東海・北陸・四国・中国地方に段階的に解除してきた。

これに伴い、 全国からのゲストが入場できるようになるが、 引き続き従来の半分程度までとなる入場者数のキャパシティ・コントロールを実施して、 チケットの販売量などを管理しながら営業していくという。

他方、 昨今の情勢に鑑み、購入済みのパーク入場券の日付変更の期間を拡大するとともに手数料を免除することによって、 来場時期を見直す人にも柔軟に対応する、としている。

入場予定日の翌日から90日目まで(通常は30日目まで)の希望の1日への日付変更を受付けている。また7月20日からの特別ルールとして、東京都に住む人は、1年後までの日付変更を受付ける。

このほか、ゲストの熱中症予防のため、安全な環境の中でマスクを外して休憩できる「マスクフリーゾーン」を提供しているが、7月3日からは屋内スペース(サンフランシスコ・エリアの「ロンバーズ・ランディング」内)にも設置しているという。

また、従業員向けには、クルー・メンバーたちの健康と安全を保持するための熱中症予防として、 今夏より「オアシス隊」と呼ばれるクルーポジションを新たに立ち上げ、 運営中のパーク内でも冷たいドリンクや塩タブレット等を配ってクルーたちをサポートしている。

また、 休憩時にも素早く水分を補給し 涼をとれるようにバックヤードへと隔てるゲートの向こう側に9か所の 「オアシス・スポット」 を設置して、 冷たいドリンクや塩タブレット、 冷感マスクスプレー、 ミストファンなどを提供しているという。


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