ボーンデジタル、テクノロジーとアートの両面から色調補正の基礎を解説する『カラーグレーディング101』を刊行



ボーンデジタルは、書籍『カラーグレーディング101:映像制作における色調補正の基礎』を全国の書店を通じて刊行する。


【書籍内容紹介】
なぜ あなたの映像は評価されないのか?

昼のシーンを夜に。冷めたピザを美味しそうなピザに..。映像のクオリティを高め、ストーリーを正しく伝えるために、テクノロジーとアートの両面から色調補正の基礎を解説する。

学生やプロに向けて執筆した『カラーグレーディング101』は、ミュージックビデオやCMから長編映画まで、あらゆる規模のプロジェクトのカラーグレーディングの基礎を説明する。

著者 Charles Haine はこの明確で実用的なガイドを通して、カラーグレーディングと色相補正の技術的、芸術的側面を解説する。実際に、カラーマッチング・マスタリング・圧縮などの技術的な章(TECH)と、コントラスト/親和性・美学・カラープランの構築などの芸術的な章(ART)で構成されている。

中には、クライアントとの仕事、チーム管理、VFXとの連携、ビジネス構築についてのベストプラクティスやプロとしてのアドバイスなど、ビジネスに焦点を当てた章も含まれている。

カラーグレーディングプロセスに慣れておきたいエディター・撮影監督・監督・意欲的なカラリストにとって、理想的な入門書となっている。


【目次】
はじめに:なぜ私の映像は他の人よりもよく見えないのか?
概要:カラーグレーディングって何?

Tech1 ハードウェア、ソフトウェア、モニタリング
Art 1 ガイドとしてのストーリー

Tech2 コーデックとパイプライン
Art 2 カラープラン

Tech3 プライマリーグレーディングの基礎
Art 3 加法混色の基礎

Tech4 マッチング
Art 4 歴史とジャンル

Tech5 カーブ、シェイプ、キー
Art 5 スキントーンを保護する

Tech6 トラッキングとキーフレーム
Art 6 クライアントと意思決定

Tech7 プラグイン、ノイズ除去、負荷の高い処理
Art 7 コマーシャル

Tech8 マット、アルファ、コンポジット、クリーンアップ
Art 8 ミュージックビデオ

Tech9 LUTと変換
Art 9 ポートフォリオの構築

Tech10 オンセットワークフロー、パネル、デイリー、オンライン/コンフォーム
Art 10 ビジネスの構築
 



【概要】
書籍名:カラーグレーディング101:映像制作における色調補正の基礎
刊行予定日:2020年7月下旬
著者:Charles Haine(チャールズ・へイン)
定価:本体4200円 + 税
ISBN:978-4-86246-480-4
サイズ:25.7x18.2x1.4cm
ページ数:192ページ
発行:ボーンデジタル


【著者について】
Charles Haine(チャールズ・ヘイン)は、1999年から映画業界で働く映像作家であり、アントレプレナー(起業家)。2008年からカラーグレーディングを教えており、同年に映像プロダクション Dirty Robber を設立、長編映画・短編映画・コマーシャルの分野で成功を収めた。そして、My Chemical Romance や Fitz and The Tantrums のミュージックビデオ、BMW、フォード、マクドナルド、Chevy、ESPN などのブランドの CMムービー、Leslie Libman の『DisCONNECTED』 、Adam Bhala Lough の『Hot Sugar'sCold World』など、数え切れないほどの短編/長編映画でカラーリングを手がけてきた。

現在はブルックリン・カレッジのフェイルシュタイン映画大学院の助教授。以前はロサンゼルス・シティ・カレッジの准教授を務めていた。著書には 『The Urban Cyclist's Handbook』(Quarry Books) のほか、『Business and Entrepreneurship forFilmmakers』(Routledge) があり、NoFilmSchool.com のテクニカルエディターも務めている。