【株式】ドリコムが朝高もマイナスに転じる 1Q上方修正も2Qの反動減示唆を嫌気

この日(7月28日)の東京株式市場では、ドリコム<3793>株式が前日比3円安の675円と反落して前場の取引を終えた。上方修正を好感して朝方は買われたものの、買い一巡後は売りに押されて前引け前にマイナスに転じた。

前日の第1四半期(4~6月)の業績予想を上方修正し、営業利益を従来予想の3億円から6億円に引き上げた。四半期ベースでも過去最高の水準となることが材料視され、朝方は56円高の734円まで買われた。

買い一巡後は利食い売りに押された。続く第2四半期(7~9月)において、上方修正の要因となった2タイトルの減収が見込まれ、他のタイトルでも大きなイベントの予定がないとするなど、反動減を示唆したことが嫌気された模様。

なお、7月30日の決算発表の際に第2四半期の見通しを開示する予定だ。


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株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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