MCJ、第1四半期は売上・利益とも過去最高を更新 リモートワークや巣ごもり消費でPCへの需要が拡大

MCJ<6670>の第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高444億2000万円(前年同期比28.2%増)、営業利益49億円(同62.9%増)、経常利益51億4500万円(同69.4%増)、最終利益42億4700万円(同100.9%増)となり、第1四半期としての過去最高を更新した。

新型コロナウイルスの拡大に伴い、リモートワークや巣ごもり消費などの需要からパソコン販売が好調に推移した。

セグメントごとの業績は次のとおり。

① パソコン関連事業
売上高は438億0100万円(前年同期比29.9%増)、営業利益は53億4500万円(同75.4%増)となった。

国内パソコン関連事業では、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う企業におけるリモートワーク需要や個人による巣ごもり消費等による需要増加に合致した製品展開及び営業施策を展開すると共に、知名度向上によるマーケットシェアの拡大を狙い2017年3月期より継続的に実施しているテレビCM、Web広告等の広告宣伝効果に加え、前期第4四半期より積極的なセールスプロモーションを展開し需要開拓に努めたことにより、個人向け法人向け共に大きく伸長した。

また、欧州でもロックダウン以前の駆け込み需要に対応し、積極的な営業を行うとともに、在庫確保にも迅速に対応した結果、前年同期比で増収増益で着地した。


② 総合エンターテインメント事業
売上高は6億2100万円(前年同期比33.1%減)、営業利益は3億8500万円の営業損失(前年同期は1000万円の営業利益)となった。「aprecio」ブランドで複合カフェ店舗の運営や「MIRA fitness」ブランドによる24時間フィットネスジムの運営等を行っている。新型コロナウイルス感染症拡大の影響による各種提供サービスの利用者数の減少や新規事業立ち上げに伴う初期コスト負担などが発生した。