キャラクターグッズのアクアマリンが破産開始決定 東京商工リサーチ報道

東京商工リサーチは、ゲームやアニメなどのキャラクター商品を手掛けていたアクアマリンが破産開始決定を受けたと報じている。報道によると、8月3日に東京地裁へ破産を申請し、8月4日、破産開始決定を受けたとのこと。

同社は、2011年に設立された会社で、ゲームやアニメなどのキャラクターのフィギュアやぬいぐるみ、キーホルダー、プラモデルなど各種グッズを手掛けていた。さらに「コミックマーケット」「ワンダーフェスティバル」にも出展した。

2017年9月期には売上高5億700万円を計上したが、2019年9月期には赤字転落。その後、新型コロナの影響を受け、中国工場の稼働停止となり、国内へ商品が納品できなくなった。春以降のイベントが軒並み中止となり、売上がたたず、資金繰りも悪化していたという。

なお、アクアマリンと業務提携していたWonderful Worksは、予約を受け付けていた商品は発売すること、そして、発売済みの商品は販売元のグッドスマイルカンパニーの協力を得て引き続きサポートする、としている。


【関連記事】
キャラクター商品企画、販売(株)アクアマリン(東京商工リサーチ)