note、投稿者のIPアドレスが第3者からも確認できる問題でお詫び

noteは、8月14日、同社のメディアプラットフォーム「note」において、記事投稿者のIPアドレスがソースコードから確認できる不具合があったとしてお詫びを公開した。

現在は、該当部分を修正が完了している。同社では「名誉毀損などの被害をこうむったクリエイターに対しては、本人と連携して法的措置を含めてサポートしていく」と声明を発表している。

今回の声明は、同サービスを利用する芸能人や著名人のIPアドレスをもって、他のサービスの投稿者と結びつけ、あたかも本人を特定し投稿したかのような内容を公開していることへの注意喚起と同社のスタンスを示したものと見られる。

同社は、

・IPアドレスで特定個人の住所など個人情報を入手することはできない
・IPアドレスを利用して他のサイトにアクセスした履歴が本人だと断定することはできない

とも記載している。

なお本件の対象者は、noteアカウントを保持し、2記事以上投稿したことのあるnoteユーザーとなっている。対応の経緯は以下の通り。

・8月14日10時40分
対象不具合を検知

・同日10時58分
応急処置としてnote全体へのアクセスを遮断

・同日11時56分
修正対応が完了し復旧

再発防止策等については現在検討中のため、確定次第公開するとしている。


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