
赤字計上の要因は、構造改革を実施したことなどによる一過性の費用8億3000万円を計上していること。さらに投資有価証券評価損などによる特別損失7億6000万円と、繰延税金資産の一部取崩等により法人税等として11億3000万円を計上したことで最終赤字が膨らんだ。
なお、第4四半期が赤字となる可能性は、第3四半期の決算発表時にも示唆されていた。

【関連記事】
グリー、第3四半期の営業益は4.2%増の12億円 高採算の自社タイトル好調と広告宣伝費の最適化で収益改善 第4四半期は構造改革で赤字の可能性も
会社情報
- 会社名
- グリーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632