ヒストリア、「出張ヒストリア!ゲーム開発勉強会2020」を9月12日にオンライン開催 「第14回UE4ぷちコン」審査結果発表会も予定


ヒストリアは、ゲーム開発者向けの勉強会「出張ヒストリア!ゲーム開発勉強会2020」をオンラインにて9月12日に開催する。

「出張ヒストリア!」は、Unreal Engine専門のソフトウェア制作会社である同社が開発に関わったタイトルを踏まえた内容や、ゲストを招いて毎年行っているゲーム開発勉強会。今年はオンライン開催とし、YouTubeで生放送を行う。ゲスト講演ではEpic Games Japanの斎藤 修氏による"超"初心者に向けたNiagaraの講演を予定している。

ヒストリアからは、社内のゲーム開発マネジメント手法の紹介や、Unreal Engine 4(以下、UE4) の2020年の“いま”の技術を使用し、自動車業界での活用例を示す技術デモ「Cutting-Edge Test Drive」での制作事例、そしてUE4.25で正式リリースされたNiagaraを用いて製品開発を行った事例紹介など、2020年の技術をテーマとした講演が盛りだくさんとなっている。

ゲーム開発に興味がある方や、UE4に興味があるけど触ったことがない方、学生も対象とし、初心者~中級者の方にもわかりやすく紹介を行う。

また、「出張ヒストリア!」の放送終了後、同社主催のゲーム制作コンテスト「第14回UE4ぷちコン」審査結果発表会も予定している。

(以下、プレスリリースより)

<開催概要>
開催日:2020年9月12日(土)13:00~17:00
場所:ヒストリア公式YouTube 
ハッシュタグ:#出張ヒストリア2020
URL:https://youtu.be/Yud3jfZO1gY

■セッション内容
「ゲーム開発を乗りこなせ! ヒストリア流ゲーム開発マネジメント手法」
株式会社ヒストリア 佐々木 瞬 (代表取締役/プロデューサー/ディレクター)

設立から約7年、最近ではゲームタイトルを丸々1本任せて頂くことが多くなり、ある一定の安定性をもってプロジェクトを進められる経験が溜まってきました。ヒストリアではどのプロジェクトでも、アジャイル系のマネジメント手法"スクラム"をベースとしたマネジメント手法を社内共通で採用しています。本セッションでは、ヒストリアで行っている全体スケジュールの立て方、マイルストーンの切り方、スプリント(短い期間で区切られた開発単位)内でやること、納品時の段取りなどを、各開発フェイズで重要視すべきこととともにご紹介します。
本セッションはマネージャー層向けではなく、開発者の皆さん向けに構成してあります。マネジメント手法はチーム全体がその手法に対する思想を理解してこそ威力を発揮します。この機会にいままで社内で暗黙知として運用されていたことを改めて定義するとともに、皆さんと共有できたらと思います。

「Megascansを使った効率化と楽しい絵作り ~Cutting-Edge Test Drive制作事例~」
株式会社ヒストリア ヒストリア・エンタープライズチーム 天見 信太郎 (アーティスト)

Cutting-Edge Test DriveはUE4による自動車業界での活用例を示す技術デモになります。
高品質アセットのMegascansを活用したことにより少人数短期間で制作することができました。
この講演では、Megascans BrideとUE4プラグインの組み合わせることにより、2つの空間(カースタジオと荒野)を効率的に制作したプロセスをお見せし、そこで気がついたことや苦労した事などを紹介いたします。
また、講演を通じて普段UE4や3DCGに触れていない方にもUnreal Engineによる絵作りの楽しさをお伝えできればと思います。
Cutting-Edge Test Drive特設ページ https://historia.co.jp/enterprise/cetd/

「コンテンツサンプルを楽しむ"超"初心者の為のNiagara」
Epic Games Japan 斎藤 修 (Technical Artist - Developer Relations)

4.25よりプロダクションレディとなったUEの新エフェクトツールNiagara!
「いや、でも、ちょっと待って。そもそもエフェクト自体を触った事もないんだけど……、Niagaraって難しいんでしょ?」という方、
ご安心ください。Niagaraは初めてエフェクトを作る!という方にもピッタリのとても楽しいツールとなっております。
エミッターって何?パーティクルって何?という皆様、
UEに豊富に用意されているNiagaraのサンプルを通して、初めてのエフェクトにチャレンジしてみませんか?

「実戦投入事例! Niagaraで地球の風をビジュアライズ! 」
株式会社ヒストリア ヒストリア・エンタープライズチーム 橘内 正貴 (エンジニア)

UE4.25にて正式リリースされ、実戦投入が可能になったNiagara VFX システム。
ヒストリア・エンタープライズでは早速! 風や海流、波といった地球環境のビジュアライズツールをNiagara用いて製品開発を行い、今夏に放送された番組にて採用されました。
本講演では風のビジュアライズに焦点をあてて、外部データ(計測データ)を元にNiagaraでビジュアライズを行うアップローチ方法や、
Niagaraのモジュールを新たに作成し既存モジュールの不足部分を埋めた実例、その他NiagaraのTipsなど赤裸々にお話します。
 

■第14回UE4ぷちコン 審査結果発表会!
出張ヒストリア! の放送終了後、「第14回UE4ぷちコン 審査結果発表会! 」生放送を行います。

「UE4ぷちコン」とは、株式会社ヒストリアが主催するUE4を学習する事を目的とした、ゲーム制作中心の作品制作コンテストです。毎回違ったテーマが発表され、約1か月半の期間の中でUE4を使用した作品を作っていただきます。UE4を触ったことがない方でも気軽に勉強できる機会を作りたいという思いから「2、3日でサクッと作ってサクッと応募」をコンセプトに開催しております。

そして今回は、テーマ「夏休み」に沿って過去最多となる全203作品が集まりました!
さまざまな作品の中から受賞作品を発表させていただきます。ぜひご覧ください!

▼第14回UE4ぷちコン
https://historia.co.jp/ue4petitcon14

<開催概要>
開催日:2020年9月12日(土)17:30~20:00
場所:ヒストリア公式YouTube
ハッシュタグ:#UE4ぷちコン
URL:https://youtu.be/IUNMHBmugGU