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【決算まとめ③】ゲーム関連企業33社の4-6月は主力のゲーム事業が好調のスクエニHDが躍進 DeNAやボルテージ、オルトプラスなどが黒字転換を達成

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主要モバイルゲーム企業の2020年4~6月期の決算の決算を引き続き振り返ってみたい。今回は、各社の売上高と営業利益の状況をまとめてみた。

まずは四半期売上高100億円以上の企業をまとめたグラフを見ると、主力のゲーム事業がHDゲーム、MMOゲーム、スマホゲームがいずれも好調に推移したスクエニHD<9684>が躍進し、新型コロナウイルス流行の影響で子供向け玩具やアミューズメント、映像音楽が苦戦したバンダイナムコHD<7832>との差を詰める形となった。

また、バンダイナムコHDと同様にセガサミーHD<6460>も遊技機事業やリゾート事業、アミューズメント関連で新型コロナウイルス流行の影響を受けて大幅な減収となり、前四半期に「鬼滅の刃」など人気IPとのコラボが功を奏し、主力の『モンスターストライク』が好調だったミクシィ<2121>はその反動が出た格好となっている。
 

次に四半期売上高100億円未満の企業を見てみると、イベントなどリアル系に強みを持つブシロード<7803>とマーベラス<7844>が新型コロナウイルス流行の影響を特に受けている印象だが、その影響も限定的なものにとどまっている。

注目されるのは、一気に四半期売上高を20億円台に乗せてきたオルトプラス<3672>だろう。第2四半期期間にリリースしたアイディアファクトリーとの合弁会社アイディアファクトリープラスの『ヒプノシスマイク-Alternative RapBattle-(オルタナティブラップバトル)』がフル寄与したほか、モブキャストゲームスから譲受したスポーツタイトルなども寄与し、売上高は創業以来の過去最高を記録している。
 

営業利益の四半期推移に目を移すと、まずは営業利益10億円以上の企業については、前四半期の12社から11社に減少した。前期は140億円と大手ゲーム各社をも上回る営業利益を計上したミクシィは、70億円台と利益を半減させた格好だが、これはガンホー<3765>やサイバーエージェント<4751>のゲーム事業とほぼ同水準であり、悲観的に見る必要はないだろう。

前四半期の赤字計上から利益が大きく好転したのはDeNA<2432>だが、これはIFRS(国際会計基準)の決算のため、タクシー配車アプリに関する移転損益や、SHOWROOM株の売却益などその他の収益が押し上げた部分が大きい。ただ、ライブストーミング事業が初の黒字化となるなど、収益性の改善も着実に進んでいるようだ。
 

営業利益10億円未満の企業については、前四半期は10億円以上を計上していたグリー<3632>とブシロードが赤字計上となった半面、ボルテージが3年ぶり、オルトプラスは6年ぶりに黒字転換した。採算タイトル整理や「のれん」などの減損損失を前四半期に計上するなど構造改革を進めたアエリア<3758>も黒字転換している。

また、『アイドルマスター シャイニーカラーズ(シャニマス)』と『ONE PIECE トレジャークルーズ(トレクル)』という主力2タイトルの周年イベントが開催されたドリコム<3793>の利益が大きく伸長している。ドリコムはこの2タイトルの周年と半周年にあたる4~6月と10~12月が収益の山となる傾向があるようだ。

なお、グラフには表記上の都合で掲載されていないがLINE<3938>とセガサミーHDが大幅な赤字を計上している。セガサミーHDは、前述のとおり、遊技機事業やリゾート事業、アミューズメント関連で新型コロナの影響を受けており、ゲーム関連企業全体で最も大きなダメージを受けていると言えるだろう。ただ、ゲームを展開するコンシューマ分野は、売上高・利益ともに高水準の推移となっており、新型コロナで休業などを余儀なくされていた事業などの復調でどこまで収益を立て直すことができるのかが次の四半期以降の注目点となってきそうだ。
 
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