【ゲーム株概況(9/4)】ケイブが乱高下…共同開発タイトルの情報発表で一時2000円台乗せもその後急落 BOIやファルコムなどが散発高

9月4日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比260.10円安の2万3205.43円で取引を終えた。米国市場の急落を受けて朝方から売り物が先行し、一時は下げ幅300円超に達する場面もあった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般に軟調な銘柄が目立つ中で、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>や日本ファルコム<3723>、コムシード<3739>などが散発高した。

ドリコム<3793>や東映アニメ<4816>などもしっかり。

また、ケイブ<3760>が一時2044円と2000円台乗せまで急騰した後、一気に1700円割れまで売られるなど荒い値動きとなった。ケイブは、これまで共同開発を行っていることが明らかにしていたフォワードワークスとKADOKAWA<9468>の協業タイトルが『ワールドウィッチーズ UNITED FRONT』と発表され、2020年秋にサービス開始する予定であることが株価の刺激材料となったが、短期的な資金の逃げ足も速かったようだ。

ほか、イグニス<3689>がストップ安となり、アクセルマーク<3624>やenish<3667>、オルトプラス<3672>なども売られた。


■関連銘柄
株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高69億6300万円、営業利益2億4300万円、経常利益2億1300万円、最終利益25億7900万円(2023年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
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