9月10日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比202.93円高の2万3235.47円で取引を終えた。前日の米国市場高を受けて、国内市場も朝方から買いが先行した。そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、この日の大引け後に第1四半期決算の発表を予定していたgumi<3903>が3日ぶりに反発した。gumiは、『FFBE幻影戦争』の寄与による好決算発表を期待した先回り買いが入ったようだ。
また、コーエーテクモHD<3635>が大幅続伸したほか、セガサミーHD<6460>やカプコン<9697>も買われるなど大手ゲーム株が総じてしっかり。
プロ野球の入場制限の緩和への期待からDeNA<2432>も高い。
半面、enish<3667>が5日続落と下げ止まらず、バンク・オブ・イノベーション<4393>やケイブ<3760>も売られた。
米国でセレブ主導のD2C事業などを手掛けるCreative Labsへの出資を材料に直近買われていたDLE<3686>は、3日ぶりに反落した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高160億0900万円、営業利益4億4700万円、経常損益1900万円の赤字、最終利益4億4500万円（2023年4月期）
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903