【ゲーム株概況(10/2)】ドリコムが終値ベースで800円台を回復 ミクシィは6日続伸 前日にPTS市場で買われたgumiは小安い

前日の東証のシステム障害による売買停止で、実質2日ぶりとなった10月2日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比155.22円安の2万3029.90円で取引を終えた。後場半ばまでは堅調な推移が続いていたものの、米国のトランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしたことで、米国の政局、経済の不透明感が増すとの見方から売り物が膨らむ展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体に軟調な推移が目立つ中で、ドリコム<3793>が終値ベースで800円台を回復するなど気を吐いた。また、オルトプラス<3672>やミクシィ<2121>、カプコン<9697>などが堅調に推移した。

ミクシィは、商いを伴っての6日続伸となっており、この日も年初来高値を更新した。同社は主力の『モンスト』が10月10日に7周年を迎えることもあり、その先行施策などで好調な推移が続いていることも評価材料となっているもよう。

半面、前日のPTS(私設取引システム)市場で買われていたgumi<3903>は小安く、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やアカツキ<3932>、ギークス<7060>などが売られた。


■関連銘柄
株式会社MIXI
https://mixi.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社MIXI
設立
1997年11月
代表者
代表取締役社長 木村 弘毅
決算期
3月
直近業績
売上高1468億6700万円、営業利益248億2000万円、経常利益182億5000万円、最終利益51億6100万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2121
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