【ゲーム株概況(10/15)】ビーグリーが高値更新、アルファポリスは大幅続伸と電子書籍関連が賑わう 前場引け後に2Q決算発表のエディアは一時S安

10月15日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比119.50円安の2万3507.23円で取引を終えた。米国の追加経済対策が難航していることに加え、フランスの一部の都市で夜間の外出禁止が打ち出されるなど新型コロナウイルス感染症の流行再拡大への懸念が強まっていることも市場の心理を冷やした。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般にさえない動きが目立つ中で、グリー<3632>やアカツキ<3938>、コナミHD<9766>などがプラス圏を維持するなど健闘した。

周辺株では、ビーグリー<3981>が大幅続伸して年初来高値を更新したほか、アルファポリス<9467>も大幅続伸した。先日13日にメディアドゥ<3678>が通期予想の上方修正を発表するなど、電子書籍関連があらためてスポットライトを浴びており、両社にも物色が向かったようだ。

半面、その電子書籍関連ではあるものの、本日の前場引け後に第2四半期決算を発表したエディア<3935>は、目先の材料出尽くし感や、コラボカフェ事業からの撤退発表などを受けて一時ストップ安まで売られた。

ほか、マイネット<3928>やケイブ<3760>、アクセルマーク<3624>などの下げもきつい。ケイブも13日の第1四半期決算発表で10四半期ぶりの営業黒字転換を果たしたことが明らかになったものの、目先の材料出尽くしと受け止められ、難地合い下で短期資金の逃げ足が早い動きとなったもようだ。


■関連銘柄
株式会社エディア
http://www.edia.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エディア
設立
1999年4月
代表者
代表取締役社長 賀島 義成
決算期
2月
直近業績
売上高24億9400万円、営業利益1億2300万円、経常利益1億1300万円、最終利益1億800万円(2022年2月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3935
企業データを見る
株式会社ビーグリー
https://www.beaglee.com/

会社情報

会社名
株式会社ビーグリー
設立
2004年10月
代表者
代表取締役社長 吉田 仁平
決算期
12月
直近業績
売上高190億8000万円、営業利益14億9600万円、経常利益14億4000万円、最終利益6億8900万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3981
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