10月22日付けの新聞記事

 モアコミュニケーションがソーシャルゲームの運営支援事業を開始するとの報道や、ニコニコ動画が急成長しているとの報道などがありました。

■モアコミュニケーション、ソーシャルゲームの運営支援事業を開始

 10月22日付けの日経産業新聞は、モアコミュニケーションがソーシャルゲーム運営の支援事業を始めると報じています。報道によれば、ソーシャルゲームへの参入企業が急増していることもあり、ゲーム開発からサーバーの運用、提供後の利用者の動向分析などを、低コストで一括で請け負うとのこと。価格については、ソーシャルゲームを運営するために最低限必要なサーバー(4台)のレンタル費用が月額2万6000円から。同社では、年間400から500台のサーバーの受注を目指しているそうです。

■「ニコニコ動画」が急成長 有料会員の増加で

 10月22日付けの日経産業新聞は、ドワンゴ子会社が運営する動画投稿サイト「ニコニコ動画」が急成長していると報じています。報道によれば、同サイトは、生放送の動画投稿や「ニコニコ生放送」の優先視聴などができる有料会員が伸びており、事業開始から3年で黒字化したとのこと。「youtube」といった動画配信サイトと異なり、広告収入に依存していない点が特徴で、今後も収益基盤を強固にするためには、エンターテインメント創出力がカギを握ると同紙では指摘しています。

■コナミデジタル、28日に『ザックとオンブラ まぼろしの遊園地』発売

 10月22日付けの日経産業新聞は、コナミデジタルエンタテインメントが28日、「ニンテンドーDS」向けソフトの新作『ザックとオンブラ まぼろしの遊園地』を発売すると報じています。報道によれば、主人公の手品師が不思議な事件を解決していくというストーリーで、子供から大人までが楽しめるアドベンチャーゲームになっているとのこと。俳優の神木隆之介さんや有名な声優などが登場するそうです。価格は4980円。

■AQインタが上方修正 純利益は6.7倍

 10月22日付けの日本経済新聞朝刊は、AQインタラクティブ<3838>が21日、2011年3月期の連結純利益が従来予想を約1億円上回る、前期比6.7倍の3億9000万円になりそうだと発表した、と報じています。報道によれば、交流サイト向けゲームの課金収入が増加したことが要因で、家庭用ゲームソフト2作品の開発中止に伴って発生する特別損失を吸収する、とのこと。同時に、年間配当も、前期並みの1500円から2200円に増額しました。