【ゲーム株概況(11/11)】2Q好決算のDeNAが終値ベースで2000円台を回復 国内証券が投資判断格下げのカプコンが売られる ネクソンは大幅続落
11月11日の東京株式市場では、日経平均は7日続伸となり、前日比444.01円高の2万5349.60円と終値ベースで2万5000円台に乗せて取引を終えた。終値ベースでの2万5000円台回復は1991年11月以来、29年ぶりとなる。新型コロナウイルスのワクチン実用化に向けた期待が市場の追い風となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、DeNA<2432>が商いを伴って大幅反発し、終値ベースで2000円台を回復した。DeNAは、前日11月10日に発表した第2四半期決算が、売上収益で前年同期比5.4%増、営業利益で同314.7%増となり、市場予想を大きく上回る着地となったことが評価材料となっているようだ。
また、ケイブ<3760>やボルテージ<3639>が高く、グリー<3632>は3日続伸で年初来高値を更新した。
半面、新作『アラド戦記モバイル』の配信延期などもあり、第3四半期決算が計画から下ブレしての着地となったネクソン<3659>が大幅続落し、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウエート」に格下げしたカプコン<9697>の下げもきつい。
大手ゲーム株では、前日買われたコナミHD<9766>が7日ぶりの反落となったほか、任天堂<7974>も売り優勢の展開となった。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、DeNA<2432>が商いを伴って大幅反発し、終値ベースで2000円台を回復した。DeNAは、前日11月10日に発表した第2四半期決算が、売上収益で前年同期比5.4%増、営業利益で同314.7%増となり、市場予想を大きく上回る着地となったことが評価材料となっているようだ。
また、ケイブ<3760>やボルテージ<3639>が高く、グリー<3632>は3日続伸で年初来高値を更新した。
半面、新作『アラド戦記モバイル』の配信延期などもあり、第3四半期決算が計画から下ブレしての着地となったネクソン<3659>が大幅続落し、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウエート」に格下げしたカプコン<9697>の下げもきつい。
大手ゲーム株では、前日買われたコナミHD<9766>が7日ぶりの反落となったほか、任天堂<7974>も売り優勢の展開となった。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659