【ゲーム株概況(12/16)】国内証券が目標株価引き上げの任天堂が買われる　外資が評価のネクソンも高い　メディア工房は4日続落

12月16日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比69.56円高の2万6757.40円で取引を終えた。米FDA（食品医薬品局）がモデルナの新型コロナワクチンについて「緊急使用許可の承認に求める基準を満たす」と評価し、近く承認される見通しとなったことが市場から好感された。ただし、米FOMC（連邦公開市場委員会）の結果待ちで、上値は重かった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、任天堂<7974>を始めとした大手ゲーム株が総じてプラス圏での推移となった。任天堂は、みずほ証券が目標株価を7万2000円から7万7000円に引き上げたことが株価の支援材料となったもよう。

また、バンク・オブ・イノベーション<4393>やネクソン<3659>、gumi<3903>なども買われた。ネクソンもUBS証券が投資判断を新規「Buy」としたことが市場の評価につながっているようだ。

半面、メディア工房<3815>が4日続落となり、ガーラ<4777>やカヤック<3904>、ブシロード<7803>などが安い。ブシロードは前日12月15日に発表した第1四半期決算が新規IP「D4DJ」への先行投資で営業赤字となったことが市場からネガティブに受け止められているもよう。

ほか、グリー<3632>は600円台乗せの目先達成感からこの日は反落した。


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