セプテーニは、AIによる広告効果予測やCTR（Click Through Rate：クリック率）に起因する要素を可視化する広告クリエイティブソリューションツール「Odd-AI」を活用したディスプレイ広告クリエイティブ制作メソッド「Odd-AI Creation」を構築したことを発表した。今後ディスプレイ広告案件において、本メソッドを取り入れた運用を行っていく。

これにより、AIによる事前効果予測と、人によるデザイン品質管理やアイディア発想を掛け合わせ、高い広告効果を担保したクリエイティブを継続的に生み出すことが可能となる。

実施した先行テストでは、通常の制作プロセス（属人的な運用）によるディスプレイ広告と、「Odd-AI Creation」を通じて制作したディスプレイ広告の広告効果を比較検証した結果、CTRは約1.1倍、広告配信量は約1.5倍となった。現在は静止画に対応しており、順次、カルーセルや動画など対応フォーマットを増やしていくとしている。