
SHIFT、1Qは新規顧客の開拓に成功し売上高54.5%増の94億円 先行投資による人件費増加で8%減益
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増収は新規顧客の開拓に成功によるもの、経常利益増は助成金による恩恵が大きかった。その一方で販管費の増加により営業利益は減少している。特に先行投資として、人件費に大きく費用をあてたことが影響した。
業績は以下のとおり。
・売上高94億2100万円(前年同期比54.5%増)
・営業利益5億4700万円(同8%減)
・経常利益7億5400万円(同23.9%増)
・最終利益4億2100万円(同10.1%増)

またセグメント別の状況としてもエンタープライズ市場、エンターテインメント市場ともに増収となった。
①エンタープライズ市場
従前より注力業界として定めていた金融・流通業界に加えて、製造業・通信業などの顧客に対して長期的な関係構築を視野に入れたプロジェクトへの参画が進み、売上高が徐々に増加した。同セグメントの業績は以下のとおり。
・売上高は87億262万円(前年同期比59.8%増)
・営業利益は11億4808万円(同9.3%増)
②エンターテインメント市場
競合との差別化を図ることによる業界内認知度の向上や、既存顧客からの売上高が増加したことにより、収益基盤の拡大が進んだ。同セグメントの業績は以下のとおり。
・売上高7億1923万円(前年同期比10.1%増)
・営業利益1億2764万円(同4.9%増)

なお、2021年8月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更はなく
・売上高450億円(前期比56.7%増)
・営業利益34億円(同44.5%増)
・経常利益34億円(同34.1%増)
・最終利益21億円(同27.4%増)
の見込みとなっている。
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