サイバーステップ、11月中間期は経常損失3300万円と赤字転落 「トレバ」の広告の集客効果低下、配送遅延に伴う費用も重しに

サイバーステップ<3810>は、2021年5月期の11月中間期の連結決算を発表し、

・売上高:64億1800万円(前年同期比0.3%減)
・営業利益:800万円(同97.6%減)
・経常損失:3300万円(前年同期は3億1600万円の利益計上)
・最終損失:3600万円(前年同期は2億8300万円の利益計上)

と営業利益が大きく減り、経常損益、最終損益は赤字転落となった。

 


現在、主力事業である「オンラインクレーンゲーム・トレバ」においては、定期的なキャンペーンの実施や様々な広告媒体を活用したプロモーション活動を主軸として、システム面でのメンテナンスや操作性の向上を目的としたアップデートなど、事業基盤の強化及び事業拡大を図った取り組みに注力した。

売上高においては、広告宣伝による集客効果が想定よりも課金意欲には影響せず落ち込む傾向が見られた。コスト面では、新型コロナウイルス感染症の影響により、経済活動の停滞に伴って獲得した景品の配送業務に遅延が生じたため、その解消費用が発生した、としている。

なお、2021年5月通期の業績は、

・売上高:115億円(前期比11.5%減)
・営業利益:5億円(同21.8%減)
・経常利益:4億円(同32.2%減)
・最終利益:3億円(同43.1%減)

を見込む。従来予想からは変更なし、としている。

 
サイバーステップ株式会社
https://corp.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップ株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高74億1600万円、営業損益13億5300万円の赤字、経常損益14億8800万円の赤字、最終利益20億9700万円の赤字(2022年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
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