ソニー、5G対応やHDMI入力を搭載の『Xperia PRO』を予約開始 価格は約23万円(税抜)


ソニーは、1月27日、Xperiaとして初めて第5世代移動通信(以下、5G)のミリ波帯に対応した、映像制作などプロフェッショナル向けデバイス『Xperia PRO(エクスペリア プロ)』の商品化を発表した。価格は227,091円(税抜)となっている。

『Xperia PRO(エクスペリア プロ)』は、防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)性能や、ディスプレイには高強度なCorning Gorilla Glass 6を採用している。Qualcomm社製の最新プラットフォーム Qualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformにより、CPUとGPUの高速パフォーマンスを実現。また、12GB RAM / 512GB ROMの内蔵メモリー搭載している。

4000mAhの大容量バッテリーに加え、最短30分で約50%の急速充電が可能なほか、Xperia独自の充電最適化技術と「いたわり充電」により、充電時のバッテリーへの負荷を軽減しバッテリーの長寿命化を実現している。また、電池消費を抑えて電池持ちをよくする「STAMINAモード」など、充実した基本性能を備える。


■28GHz帯などの高周波数帯を利用する5Gミリ波を活用することで、高速・大容量通信を可能
『Xperia PRO』は、ソニー独自の4方向に配置したアンテナ技術と低誘電率素材を搭載することで、360度全方位の5Gミリ波通信の受信感度を高め、高速・安定通信を実現する。また、接続している5Gミリ波の方向や通信のデータ送受信速度を可視化する独自機能、「Network Visualizer(ネットワークビジュアライザー)」が、5Gミリ波通信による大容量・高速映像伝送を、安定して継続させることに役立つ。
 

さらに、世界で初めてHDMI入力に対応。デジタル一眼カメラα(Alpha)などの外部モニターとして接続することや、撮影中の映像データを5Gミリ波通信※4で即時にストリーミング配信することが可能。

また、本デバイスをUSBテザリング機能対応のカメラと接続すれば、カメラで撮影した静止画・動画を、高速かつ安定した5Gミリ波通信でFTPサーバーに転送することも可能となる。

本デバイスはプロフェッショナルの要望に応え、デジタル一眼カメラα™などと連携し、リモート撮影や、撮影中および撮影後のデータ転送時の利便性を高めました。スピードが求められるプロのコンテンツ制作の現場において、撮影から納品/配信まで効率的に行える、新しいコンテンツ制作ワークフローを実現する。

加えてフラッグシップスマートフォン『Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)』に搭載した高速撮影カメラ機能や、アスペクト比21:9、約6.5インチの4K HDR対応有機ELディスプレイ(3840×1644ピクセル)などソニーの技術を結集した。

これらの機能を備えることにより、本デバイス単体でも撮影から納品/配信までの一連の作業を完結できるので、外出時など手元に本格的なカメラがない場合にも、高い機動力で緊急時のコンテンツ制作をサポートする。

本商品は、日本およびアメリカで予約・販売を開始している。


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公式サイト

ソニーグループ株式会社
https://www.sony.com/ja/

会社情報

会社名
ソニーグループ株式会社
設立
1946年5月
代表者
代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
決算期
3月
直近業績
売上高及び金融ビジネス収入11兆5398億3700万円、営業利益1兆2082億600万円、税引前利益1兆1803億1300万円、最終利益9371億2600万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6758
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