ドリコム、「ThinkPark Tower」に今年5月に本社移転 オフィスをチームビルドやコミュニケーションなどリモートワークの課題を補完する存在に位置づけ

ドリコム<3793>は、本日(1月28日)、現在の「アルコタワー」(目黒雅叙園)から「ThinkPark Tower」に本社移転を2021年5月に行うことを明らかにした。基本勤務形態がリモートワークへと変化する中、会社の位置づけや機能を再定義したという。原状回復費用や移転費用などは2021年3月通期の予想には織り込み済みとのこと。定時株主総会で定款に記載する本店所在地も変更する。

新型コロナウイルス感染症拡大をうけ、リモートワークを推奨した結果、出社率は3割程度になったが、今後、会社をコミュニケーションやチームビルディングを集中的に行う、リモートワークでは完結しない面を補完する場所と位置づける。フリーアドレス化やコミュニケーションスペースの拡充など、「新しい働き方」にあったオフィス空間を設計し、働き方、オフィス空間でも「発明」を目指す、としている。

リモートワークを基本勤務形態とすることで一層の出社率の減少を見込むことから、オフィススペースの減床と分散していたグループ会社を集約することにより、コスト削減と経営の一層の効率化を図る。目黒駅近辺にあったオフィスを集約・削減を図ることでオフィス費用を削減し、「新規事業などに投資できるようにしたい」(内藤社長)としている。

 
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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