【ゲーム株概況(1/29)】ドリコムが一時877円まで買われるなど逆行高…3Qの創業来最高益更新で カプコンとサイバーエージェントは続落

1月29日の東京株式市場では、日経平均は大幅続落となり、前日比534.03円安の2万7663.39円で取引を終えた。米国市場でゲームストップ株の急騰や一部銘柄の取引制限など市場の過熱感を意識させる動きが出ており、国内市場も高値警戒感から手控え売りが出る格好となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ドリコム<3793>が一時877円まで買われるなど逆行高した。ドリコムは、周年の『ダービースタリオン マスターズ』などIPタイトルの好調な推移により、第3四半期決算が創業以来の最高益更新となったことが市場から素直に評価されたようだ。

また、ケイブ<3760>やバンク・オブ・イノベーション<4393>が買われ、この日の大引け後に第3四半期決算の発表を控えていたマーベラス<7844>もしっかり。

半面、前日1月28日に第3四半期決算を発表したカプコン<9697>が続落するなど大手ゲーム株が軒並みさえず、サイバーエージェント<4751>も続落した。

子会社パルスのVR事業への期待を材料に直近で1000円台後半まで買われてきていたイグニス<3689>も大幅続落した。


■関連銘柄
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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