イー・ガーディアン、第1四半期(10~12月)は売上高26%増、営業益15%増に 動画領域のソーシャルサポートやアド・プロセスの動画広告審査が伸長

イー・ガーディアン<6050>は、2月1日、2021年9月期の第1四半期(10~12月)の連結決算を発表、売上高、各利益項目ともに2ケタ超の増収増益での着地となった。

売上高23億4300万円(前年同期比26.4%増)
営業利益4億1600万円(同15.9%増)
経常利益4億5200万円(同20.8%増)
最終利益2億7400万円(同17.6%増)
 

業務の種類別の業績は以下のとおり。

①ソーシャルサポート…売上高11億9900万円(前年同期比70.9%増)
新型コロナウイルスの影響によるリモートワークの増加や外出自粛によって、インターネットサービスは需要が増えたもの、減少したものなど、大小様々な影響が出る中で、コロナ禍においても成長を続ける動画領域に注力した。これまでに蓄積したノウハウとAIの活用により高効率を実現し、売上を拡大した。

②ゲームサポート…売上高5億8600万円(同9.9%減)
新開発のカスタマーサポートシステムである「hinagata」によって、メールテンプレートやツールの統合により品質向上と業務効率化を実現し、顧客満足度の向上に努めた。

③アド・プロセス…売上高2億7700万円(同22.5%増)
成長が続く動画市場において、動画に掲載される広告に対する審査に注力した。

④サイバーセキュリティ…売上高1億4200万円(同13.8%増)
ジェイピー・セキュアは100万サイトを超える導入実績があり、国内利用サイト数1位であるソフトウェア型WAFを提供した。グレスアベイルは国内初のコンテナ型WAFである新開発の「GUARDIAX」の拡販に注力した。また、脆弱性診断においては、EGセキュアソリューションズが、グレスアベイルおよびジェイピー・セキュアとのグループシナジーを強みに、既存顧客への深耕営業や新規開拓を目指した。

⑤その他…売上高1億3700万円(同8.4%減)
その他は主にハードウェアに対するデバッグ業務を提供している。EGテスティングサービスが、既存顧客への深耕営業や新規開拓を目指した。

なお、2021年9月期通期の予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。

売上高88億6200万円(前期比13.0%増)
営業利益15億2600万円(同14.0%増)
経常利益15億5700万円(同12.8%増)
最終利益10億4300万円(同6.4%増)
 
イー・ガーディアン株式会社
https://www.e-guardian.co.jp/

会社情報

会社名
イー・ガーディアン株式会社
設立
1998年5月
代表者
代表取締役社長 高谷 康久
決算期
9月
直近業績
売上高117億5200万円、営業利益22億7200万円、経常利益23億1400万円、最終利益16億8900万円(2022年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6050
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