マイクロアド、ビデオリサーチとエンタメ業界向けマーケティングデータプラットフォーム「Circus」を強化




マイクロアドは、ビデオリサーチが保有する「VR LINC(ブイアール リンク)」を使用し、マイクロアドが提供するエンタメ業界向けマーケティングデータプラットフォーム「Circus」のターゲティング機能を強化した。本取り組みにより、「Circus」を活用したエンタメ領域の広告配信において、より精度の高いターゲティング配信が可能となる。


【「VR LINC」セグメント例】




実際に上記「VR LINC」セグメントを活用して分析を行った結果、より高い広告効果が得られることがわかったという。


【分析内容】
大手動画配信サービスにおけるスポーツコンテンツのマーケティング施策において、以下のターゲティングセグメントにおけるサイト流入率およびサービス入会率を調査。

① Circusセグメント:エンタメコンテンツに関心が高いユーザー群
② VR LINCセグメント:スポーツ番組の嗜好傾向が高いユーザー群と、Circusセグメントを掛け合わせたセグメント


【分析結果】
上記のセグメントを比較した結果、①に対して②のサイト流入率が461.2%、サービス入会率が252.3%と、いずれも非常に高い数値となった。




■「Circus」とは
マイクロアドが提供するエンタメ業界向けマーケティングデータプラットフォーム。約4000万UBのユーザーに対して、映画やアニメ、音楽などのエンタメ作品や、それらに関連する俳優・アーティストなどへの興味関心を、独自の仕組みで分析・蓄積。企業はそれらのデータをもとに、広告訴求コンテンツに合わせたユーザーセグメントを設計し、広告配信に活用することができる。


■「VR LINC」とは
テレビ視聴データをはじめとするメディアデータおよびプロフィールデータを、DMPを通して企業が保有する各種データとモデリング・統合し、付加価値をつけるデータ統合ソリューション。Video Research Logical Integration for New Communicationの頭文字をとったもので、データ統合機能に特徴があり、意識と行動ログ、オフラインとオンライン、メディア接触と会員情報といった各種データをIDマッチングやデータフュージョン(2種類の異なるデータを融合させること)、推計モデルを用いて統合し、メディアプランニングやWEB広告配信等に活用することが可能なサービス。