ソニー、第3四半期は売上高9.5％増の2兆6900億円、営業益19.7％増の3500億円…PS5発売のゲーム事業好調、音楽や映画、金融も利益貢献

ソニー<6758>の第3四半期(20年10～12月)の連結決算（SEC基準）は増収増益で着地した。映画と映像関連事業が大幅減収となったものの、ゲーム事業と音楽事業が大幅増収になった、としている。利益面では、ゲームと音楽、映画、金融、家電事業がそれぞれ貢献した。ゲーム事業では、プレイステーション5のハードウェア販売が寄与したほか、アドオンコンテンツを含むゲームソフトも収益も寄与したという。


【20年10-12月】
・売上高及び営業収入:2兆6965億3600万円(前年同期比9.5%増)
・営業利益:3592億2600万円(同19.7%増)
・税引前利益:4773億7100万円(同53.8%増)
・最終利益:3718億9100万円(同62.0%増)

 

9ヶ月累計の業績は以下のとおり。


【20年4-12月】
・売上高及び営業収入:6兆7789億4100万円(前年同期比4.1%増)
・営業利益:9053億8500万円(同11.8%増)
・税引前利益:1兆0968億9400万円(同36.5%増)
・最終利益:1兆0647億7600万円(同87.0%増)

 

 
2021年3月通期の見通しは以下のとおり。

・売上高:8兆8000億円(前期比6.5%増)
・営業利益:9400億円(同11.2%増)
・経常利益:1兆1200億円(同40.1%増)
・最終利益:1兆0850億円(同86.4%増)