【ゲーム株概況(2/3)】3Q決算発表済みのコーテクHDが買われる 『恋庭』のサービス開始を今春に延期のBOIが大幅続落
2月3日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸となり、前日比284.33円高の2万8646.50円で取引を終えた。米バイデン政権が追加経済対策を財政調整法を活用して単独で成立させる方針と伝えられたことで、米国の景気の回復が早まるとの期待から国内市場も買いが先行した。そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ギークス<7060>やイグニス<3689>、日本一ソフト<3851>などが大幅高した。
また、大手ゲーム株では、既に第3四半期（4～12月）決算を発表済みのコーエーテクモHD<3635>が買われた。
半面、前日2月2日に新サービス『恋庭』の正式サービス開始を今春に延期することを発表したバンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>が大幅続落となり、コロプラ<3668>やセガサミーHD<6460>などもさえない。
コロプラは、この日の大引け後に第1四半期決算の発表を予定しており、前四半期に『ドラゴンクエストウォーク』と『白猫プロジェクト』が周年イベントを開催していた反動減を警戒する動きとなったようだ。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション（BOI）
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円（2023年9月期）
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393