【ゲーム株概況(2/10)】3Qで通期利益超過と自社株買い発表でタカラトミーが大幅反発 後場場中の1Q好決算でファルコムが大引けにかけて急騰
2月10日の東京株式市場では、日経平均は4日続伸となり、前日比57.00円高の2万9562.93円で取引を終えた。新型コロナウイルスのワクチン接種開始による経済活動の活性化への期待に加え、トヨタ<7203>が後場場中に業績予想の上方修正を発表したことも市場の追い風となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、タカラトミー<7867>が大幅反発した。タカラトミーは、前日2月9日に発表した第3四半期決算において利益が通期計画を大幅に超過したことに加え、50万株・5億円を上限とする自社株買いを発表したことが株価の刺激材料となったようだ。
また、日本ファルコム<3723>が後場引けにかけて急騰した。ファルコムは、この日の14時に第1四半期決算を発表しており、売上高34%増、営業利益46%増と大幅な増収増益となったことが市場から素直に評価されたもよう。
ほか、ブシロード<7803>やドリコム<3793>、イマジニア<4644>なども買われた。
半面、ネクソン<3659>は決算通過で中国事業の苦戦が嫌気されて4日ぶりの反落となり、KLab<3656>やグリー<3632>がさえない。
周辺株では、CRI・ミドルウェア<3698>が第1四半期決算の利益の伸び悩みを売り材料として大幅続落した。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、タカラトミー<7867>が大幅反発した。タカラトミーは、前日2月9日に発表した第3四半期決算において利益が通期計画を大幅に超過したことに加え、50万株・5億円を上限とする自社株買いを発表したことが株価の刺激材料となったようだ。
また、日本ファルコム<3723>が後場引けにかけて急騰した。ファルコムは、この日の14時に第1四半期決算を発表しており、売上高34%増、営業利益46%増と大幅な増収増益となったことが市場から素直に評価されたもよう。
ほか、ブシロード<7803>やドリコム<3793>、イマジニア<4644>なども買われた。
半面、ネクソン<3659>は決算通過で中国事業の苦戦が嫌気されて4日ぶりの反落となり、KLab<3656>やグリー<3632>がさえない。
周辺株では、CRI・ミドルウェア<3698>が第1四半期決算の利益の伸び悩みを売り材料として大幅続落した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 日本ファルコム株式会社
- 設立
- 1981年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 季洋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高25億3300万円、営業利益14億6000万円、経常利益15億7300万円、最終利益10億2700万円(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3723
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミー
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1872億9700万円、営業利益131億1900万円、経常利益120億4300万円、最終利益83億1400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7867