ぴあ、2021年3月期は売上高56%減の720億円、営業損失60億円となる見通し

ぴあ<4337>は、2021年3月通期の連結業績について、売上高が前期比55.9%減の720億円、営業損失が60億円(前記実績は11億円の黒字)になりそうだと発表した。


・売上高:720億円(前の期55.9%減)
・営業損失:60億円(前の期は11億0400万円の利益計上)
・経常利益:60億円(前の期は11億1000万円の利益計上)
・最終損失:65億円(前の期は1億2100万円の利益計上)


新型コロナウィルス感染症の影響により、合理的に算定することが困難であったため未定としていたが、現時点で入手可能な情報や予想等に基づき、公表することにしたという。

第3四半期に入って、売上高については回復傾向が見られ、漸次イベント開催にかかる規制解除が進むことで、年明け以降も緩やかながらも回復基調を辿っていくものと昨年12月にかけては見込み、市場のV字回復に向けた新たな各種施策の検討等も進めていた。

しかし、1月8日からの緊急事態宣言の発出、及びその期間の延長により、政府等からの集客イベントの開催にかかる規制が再強化したことで、顧客心理の一段の冷え込みも窺えるなど、遺憾ながら業績回復基調への足取りの停滞を余儀なくされた.

同時に発表した第3四半期決算の決算は以下のとおり。


・売上高:485億1800万円(前年同期62.1%減)
・営業損失:49億3100万円(前年同期は6億4200万円の利益計上)
・経常利益:48億8800万円(前年同期は6億6200万円の利益計上)
・最終損失:50億6200万円(前年同期は3億0800万円の利益計上)