『FGO』と『パズドラ』が首位争い、『ニーア』は上位定着、新作『ウマ娘』は初登場23位で先頭集団をうかがう…Google Play売上ランキングの1週間を振り返る

2月22日~2月26日のGoogle Play売上ランキングの動きを振り返ってみたい。

週明けから祝日を挟み、24日まで首位をキープしたのが『Fate/Grand Order』だ。本作はその期間に期間限定「復刻 バレンタイン2020ピックアップ召喚」を開催。また、2月24日からは「2300万DL記念ピックアップ召喚」を開始している。

しかし翌25日、「MARVEL」との初イベントで勢いに乗る『パズル&ドラゴンズ』が首位を奪還している。
 

また、この週は新作タイトルが存在感を示した。まず、スクウェア・エニックスが2月18日にリリースした新作『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』が、22日に初のトップ30入りを果たし7位にランクイン。その後、5位、3位と順位を上げ、上位に定着している。

そして、Cygamesから2月24日にリリースされた新作『ウマ娘 プリティーダービー』も、26日に初登場で23位に入った。ちなみに『ウマ娘』はApp Storeの売上ランキングで26日、27日と2日連続で首位に立っており、Google Playでも虎視眈々と上位を狙っている状態といえる。

 
■2月22日
 

2月22日10時現在のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、スクウェア・エニックスが2月18日にリリースした新作『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』が、初のトップ30入りを果たし7位にランクインした。

事前登録者数100万人達成を達成するなど期待されていた本作。サービス開始と同時に『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』とのコラボを開始しており、コラボ限定キャラ「9S」「2B」「A2」がピックアップで登場するコラボガチャなど、ゲーム内施策をスタート時から積極的に展開していることが好調の要因と考えられる。
 
出所:AppAnnie 
 

また、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストタクト』が、35位から12位まで順位を上げた。

『DQタクト』は、2月18日16時より、「ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々」イベントを開始するとともに、サマルトリアの王子「トンヌラ」とムーンブルクの王女「プリン」が英雄として登場するSPスカウトを開催。加えて、2月19日11時からは、「バラモスSPスカウト」と「ゾーマSPスカウト」を期間限定で復刻開催しており、これら施策が順位を押し上げたようだ。
 
出所:AppAnnie 
 
■2月24日
 

2月24日10時現在のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、スクウェア・エニックスの新作『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』が、7位から2ランクアップでトップ5入りを果たしている。

そうした中、9位から3ランクアップで6位につけたのが、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>の『パズル&ドラゴンズ』だ。『パズドラ』は、「MARVEL」との初イベント(関連記事)を2月22日より期間限定で開催していることが、順位を押し上げる要因となっているもよう。
 
出所:AppAnnie 
 

また、2月22日より「2020 ベストナイン&タイトルホルダー第3弾」が登場したコナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)の『プロ野球スピリッツA』がトップ10入りした。

期間限定で配出中の「2020 ベストナイン&タイトルホルダー第3弾」が登場する特別なスカウト「2020 ベストナイン&タイトルホルダーセレクション」などを実施(関連記事)していることが、好調の原動力となっているようだ。
 
出所:AppAnnie 
 
■2月25日
 

2月25日10時現在のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、「MARVEL」との初イベント(関連記事)を開催中のガンホー<3765>『パズル&ドラゴンズ』が、前日6位から5ランクアップで首位に。スクウェア・エニックスの新作『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』も前日から2ランクアップでトップ3入りを果たした。

トップ30圏内で目立った動きを見せたのは、アニプレックスの『ディズニー ツイステッドワンダーランド』。『ツイステ』は、2月22日16時より、SSR「アズール[おめかしバースデー]」が登場する「アズール バースデー召喚」を開催しており、前日55位から19位と急上昇している。
 
出所:AppAnnie 
 

また、昨日(2月24日)リリースを開始した、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が、新着無料トップゲームで首位を獲得している。

本作は、プレイヤーがウマ娘の教育機関「トレセン学園」の新人トレーナーとなり、担当するウマ娘と日々トレーニングやコミュニケーションを取りながら、二人三脚でレースに勝利し夢の実現を目指す、育成シミュレーションゲームだ。

昨日の16時時点で、App Storeトップセールスのゲームカテゴリーで5位、全体でも6位に入るなど好スタートを切っており(関連記事)、GooglePlayでも上位にランクインすることが予想される。明日以降の動きに注目したい。
 
■2月26日
 
2月26日10時現在のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、Cygamesから2月24日にリリースされた新作『ウマ娘 プリティーダービー』が、初登場で23位にランクインしている。

本作は、プレイヤーがウマ娘の教育機関「トレセン学園」の新人トレーナーとなり、担当するウマ娘と日々トレーニングやコミュニケーションを取りながら、二人三脚でレースに勝利し夢の実現を目指す、育成シミュレーションゲーム。

なお、App Storeトップセールスでは2月25日22時頃に1位を獲得しており(関連記事)、Google Playでも上位進出に期待がかかる。

 

また、NetEase Gamesの『Identity V 第五人格』がトップ30復帰を果たした。

本作は、2月23日よりアニメ「約束のネバーランド」とのコラボを開始。血の女王のUR衣装「イザベラ」や、庭師のSSR衣装「エマ」などが登場するコラボ宝箱「約束のネバーランドコラボ真髄」を実施していることなどが売上につながっているようだ。
 
出所:AppAnnie 
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
企業データを見る
株式会社スクウェア・エニックス
https://www.jp.square-enix.com/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス
設立
2008年10月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
企業データを見る
FGO PROJECT

会社情報

会社名
FGO PROJECT
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