JASRAC、シンポジウム「アジアのバイアウト問題を考える」を明日オンライン開催…オンラインゲームや動画配信での"楽曲著作権の買取"問題を議論


日本音楽著作権協会(JASRAC)は、アジア・太平洋音楽創作者連盟(APMA)と共に、バイアウト問題をテーマとする、ウェビナー形式の国際シンポジウムを明日3月25日18時30分より開催する。事前登録不要で無料で視聴できる。

「バイアウト」とは、映画製作者、放送局、レコード会社やゲーム会社などが作詞者・作曲者に楽曲制作を依頼する際、一時金と引き換えに"著作権を買い取る"商習慣。近年の動画コンテンツ配信、オンラインゲーム市場の成長と共に、潜在的な「バイアウト」が広がっている。

APMAではこの問題の解決を国際会議で度々議論してきた。音楽著作権についての重要な問題をテーマにシンポジウムを企画しているJASRACは、このたびAPMAと共にウェビナー形式の国際シンポジウムを開催し、この"古くて新しい"バイアウト問題の実態と課題を共有する。


【出演者】(全編英語日本語同時通訳あり、敬称略)
都倉俊一氏 作曲家・編曲家・プロデューサー、APMA会長
ビヨルン・ウルヴァース氏 ABBAメンバー、CISAC(著作権協会国際連合)会長
アリス・リー氏 香港大学准教授
ガディ・オロン氏 CISAC事務局長
司会 渡辺聡氏 (CISACアジア太平洋委員会委員長)


【視聴方法等】
■Zoom
以下のURLもしくはID等で確認できる。Zoomの場合、副音声で日本語(同時通訳)、英語を選択できる。
https://us02web.zoom.us/j/89860869712?pwd=blg1eXZTZEJJQXdLakp3bmwrM0NuUT09
ウェビナーID:89860869712
パスコード:580433

Zoomで視聴できない場合、YouTube、ニコニコ動画で視聴できる。

■YouTube JASRAC公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCT99_6fwN7UgvzTAVhHjlTQ

■ニコニコ動画「JASRACちゃんねる」
https://live.nicovideo.jp/watch/lv330874212