マクドナルド、3月の既存店来客数が昨年2月以来のプラスに 売上高も7.5%増 「鬼滅」「プリキュア」「ドラえもん」のハッピーセットを販売



日本マクドナルドホールディングス<2702>は、4月6日、3月の月次業績を発表し、既存店の来客数が前年同月比0.8%増と2020年2月以来のプラスに転じたことを明らかにした。既存店売上高は7.5%増、全店売上高は8.4%増だった。1月からの累計は、全店売上高が9.8%増、既存店売上高が9.0%増だった。
 


新型コロナへの対策として出された緊急事態宣言に対応し、対象地域の店舗で3月21日までは20時以降、22日からは21時以降に店内の利用を中止するなどの対応を継続した。また、地域貢献活動の一環として、地域の医療従事者への食事券の提供も行った。

また環境保全の取り組みとして、子供の長期休暇に実施していたおもちゃの回収を今年からは年間を通して実施することを発表し、3月19日から、遊ばなくなったハッピーセットのおもちゃをいつでもリサイクルできるようになった。


●安全で利便性の高い店舗でのアクション、ドライブスルー、デリバリー、デジタルの強化、バリュープログラムの継続や客との繋がりを強化するマーケティング活動といったこれまで実施してきた取り組みにより、ベースセールスが着実に上昇している。

●期間限定商品として、春の風物詩「てりたま」シリーズを販売した。今年は、新商品「はみ出るパストラミビーフてりたま」を加えた3種のバーガーをはじめとした、計7商品をお楽しみした。また、17時以降のディナー時間帯に販売する「夜マック」では、福島県産米を使用した「ごはんバーガー」3種を販売した。

●ハッピーセットには、「鬼滅の刃」のシールセットと「トロピカル~ジュ!プリキュア」のぬりえブック、3月19日からは「ドラえもん」のおもちゃが登場した。