過去に掲載されたSocialGameInfoの記事を元に、その日ゲーム業界ではどのような出来事があったのか振り返る「今日は何の日？」のコーナー。
7年前の2014年4月12日は、スクウェア・エニックスが『スクールガールストライカーズ』iOS版をリリースした。本作は、世界を侵食しつつある「妖魔（オブリ）」と戦う少女たちを率い、彼女たちと謎に満ちた物語を追っていく、新感覚の“ラノベスタイルRPG”。アニメ化なども行なわれ、現在もなお根強い人気を誇っている。
この当時、大手ゲーム会社のタイトルについては、事前登録を行なわないタイトルが珍しくなかった。またApp StoreまたはGoogle Playのいずれかでリリースするケースも同様だった。本作は、事前にリリースの告知のみ行なっただけで、App Storeでのみ配信を開始。Google Playでは5月から配信が始まった。
特に事前登録については、MobageやGREEで行なわれるようになり、徐々にアプリストアでも利用されるようになった。2014年は普及し始める年だった。事前登録の記事本数を計算したところ、以下のようになった。
2013年：191
2014年：338
2015年：430
2016年：574
ゲームアプリ市場が成熟化するとともに、プロモーションの主戦場がリリース後からリリース前、事前登録、開発発表など、どんどん前倒しになっていった。開発費も年々高騰し、いまや2桁億円は当たり前となり、3桁億円要したタイトルもリリースされるようになっている。
【関連記事】
・スクウェア・エニックス、iOS向けラノベスタイルRPG『スクールガールストライカーズ』をリリース！
・スクエニ、『スクールガールストライカーズ』のAndroid版を配信開始！ 1日1回無料でアイテムガチャに挑戦できる各種キャンペーンも実施
