エディア、29.4億円の減資で累損一掃へ 財務体質健全化と機動的な資本政策、株主還元が視野 事業構造改革で業績改善進む

エディア<3935>は、本日(4月14日)、財務体質の健全化と機動的な資本政策、配当などを視野に減資を行うことを明らかにした。ゲームサービスを中心とした事業ポートフォリオからライトノベル、コミック及び電子書籍等のストックビジネスを主軸とした事業構造変革による収益向上とコスト削減で業績改善が進んでいるものの、累積損失21億8100万円の一掃には時間を要すると判断したという。

資本金14億6129万2120円のうち、14億5129万2120円を減少して1000万円、資本準備金については14億8903万2120円全額減少させ、いずれもその他資本剰余金への振り替えを行う。そして、資本金と資本準備金の減少により生じる、その他資本剰余金29億4032万4240円全額を 繰越利益剰余金に振り替え、累積損失を一掃する。

なお、今回発表した減資については、5月26日開催予定の第21回定時株主総会に、資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分について付議する予定だ。効力発生日は7月31日となる予定。
株式会社エディア
http://www.edia.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エディア
設立
1999年4月
代表者
代表取締役社長 賀島 義成
決算期
2月
直近業績
売上高24億9400万円、営業利益1億2300万円、経常利益1億1300万円、最終利益1億800万円(2022年2月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3935
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