【ゲーム株概況(4/16)】M&A対象としての思惑浮上でスクエニHDが急騰 劇場版「名探偵コナン」最新作が公開の東宝は5日ぶり反発

4月16日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比40.68円高の2万9683.37円で取引を終えた。前日の米国市場高を受けて、朝方は買いが先行したものの、国内の新型コロナウイルスの新規感染者数拡大への懸念や、日米首脳会談への様子見気運から上値が重い展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、スクウェア・エニックスHD<9684>が急騰した。一部報道で同社がM&Aの対象として関心を集めていると報じられたことが株価を刺激する形となっているようだ。

また、アエリア<3758>やgumi<3903>などNFT関連の物色が続いたほか、ブロッコリー<2706>やAiming<3911>なども買われた。

本日から配給作品として劇場版「名探偵コナン 緋色の弾丸」が公開となった東宝<9602>も5日ぶりに反発した。

半面、シリコンスタジオ<3907>が3日続落となり、IGポート<3791>やアピリッツ<4174>、enish<3667>などもさえない。


■関連銘柄
株式会社スクウェア・エニックス
https://www.jp.square-enix.com/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス
設立
2008年10月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
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東宝株式会社
https://www.toho.co.jp/

会社情報

会社名
東宝株式会社
設立
1932年8月
代表者
代表取締役社長 社長執行役員 島谷 能成
決算期
2月
直近業績
売上高2283億6700万円、営業利益399億4800万円、経常利益427億9000万円、最終利益295億6800万円(2022年2月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9602
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