BlueStack Systems、軽量化に注力した「BlueStacks 5 ベータ版」をリリース!  RAM使用率が前バージョンと比較して最大50%削減


BlueStack Systemsは、4月21日、「BlueStacks 5 ベータ版」のリリースを発表した。

BlueStacksは、 AndroidゲームをPCの大画面でプレイすることをコンセプトとしたゲームプラットフォームとなる。スマートフォンの電池消耗や空き容量を気にすることなく、好きなモバイルゲームをPCで存分に楽しめる。

今回のバージョンリニューアルでは、 最大の特徴である軽量化に加え、 新たに追加されたエコモードやメモリ解放機能などにより、 より快適なゲームプレイの環境を実現している。

 
大幅な軽量化の実現
 「BlueStacks 5 ベータ版」の最大の特徴は軽量化。 RAM使用率が前バージョンと比較して最大50%にまで削減され、 史上最速のアプリプレイヤーに生まれ変わりました。 BlueStacksの起動時間は従来の半分以下となり、 また新機能として追加されたエコモードは、 CPU使用率を通常時から最大90%の削減を実現している。

 「BlueStacksは累計10億ダウンロードを突破し、 世界5億人のユーザーに支えられています。 この度の新バージョンでは皆さんの声にお応えし、 ご利用のPCスペックに関わらず、 より快適なゲームプレイを可能とする環境をお届けします。 」(BlueStacks CEO ローゼン・シャルマ)




いずれも同社調べ

 
新機能によるリソースの効率化でマルチタスクも快適に
 新機能となるエコモードは、 BlueStacksで消費するリソースを大幅に削減し、 マルチタスクを行うための快適な環境づくりをサポートする。

例えば、 BlueStacksの便利機能の一つであるマルチインスタンスマネージャーにより複数のゲームを多重起動している場合や、 他の作業との「ながら」プレイを行う場合でも、 BlueStacks側のリソースが効率化され、 ストレスなくマルチタスクを行っている。

その他、 ワンクリックで実行できるメモリ解放機能の追加や、 長時間プレイの更なる改善も反映されている。
  

 
最先端技術に支えられるアプリプレイヤー
同社のアプリコンテナ技術は、 ゲーム開発会社の追加開発なしに、 モバイルゲームをPC、 Mac等で動作させることを実現している。 昨今、 Google ChromeにおけるAndroidや、 MacにおけるiOSの対応が注目され、 BlueStacksが当該分野の先駆者として掲げてきたコンセプトが改めて脚光を浴びているが、「追加開発なし」に展開できる点において、 当社は依然として大きな優位性を保持している。

また、 Androidアプリの動作には、 x86端末よりも、 バイナリ変換が不要となるARM端末のほうが適している。 同社は3年前からARMへの対応を行っており、 この点も快適なゲームプレイ体験をお届することに一翼を担っている。