東京ディズニーリゾート運営のオリエンタルランド、21年3月期は最終損失541億円を計上

オリエンタルランド<4661>の2021年3月通期の連結決算は、売上高1705億8100万円(前年同期比63.3%減)、営業損失は459億8900万円(前年同期は営業利益968億6200万円)、経常損失は492億0500万円(前年同期は経常利益980億6200万円)、最終損失は541億9000万円(前年同期は最終利益622億1700万円)と大幅減収・巨額の赤字計上となった。


・売上高:1705億8100万円(前の期比63.3%減)
・営業損失:459億8900万円(前の期は968億6200万円の利益計上)
・経常損失:492億0500万円(前の期は980億6200万円の利益計上)
・最終損失:541億9000万円(前の期は622億1700万円の利益計上)


同社では、新型コロナウイルス感染症流行の状況と、政府、自治体からの要請等を踏まえ、同社グループの運営する東京ディズニーランド・東京ディズニーシーは2020年2月29日から6月30日まで臨時休園を行った。これに伴い、特別損失として臨時休園による損失129億6500万円を計上した。

また、7月1日より両パークの営業を再開したが、新型コロナウイルス感染症流行を予防するための対策として、「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」や、緊急事態宣言に伴う政府、自治体からの要請に準じて営業した。

入園券種の限定やチケットの価格改定などにより、ゲスト1人あたって売上高は増加したものの、両パークを6月30日まで臨時休園したことや、営業再開後も入園者数を制限していることなどから、テーマパークの入園者数は減少したとのこと。