SEH&I、21年3月期は売上高4.6%増の63.1億円、営業利益105%増の9.2億円

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ<9478>は、5月7日、2021年3月通期の連結決算を発表し、売上高63億1700万円(前の期比4.6%増)、営業利益9億2400万円(同105.1%増)、経常利益9億0100万円(同103.6%増)、最終利益5億7300万円(同177.0%増)と大幅増益を達成した。


・売上高:63億1700万円(前の期比4.6%増)
・営業利益:9億2400万円(同105.1%増)
・経常利益:9億0100万円(同103.6%増)
・最終利益:5億7300万円(同177.0%増)


セグメント別の経営成績は以下の通り。

出版事業では、書籍のオンライン販売、Webメディア及び電子書籍販売などの各事業が期を通じて好調に推移したことに加え、コロナ環境下に対応した業務の効率化などにより、売上高40億8200万円(前期比9.7%増)、セグメント利益(営業利益)9億7600万円(前期比41.0%増)と大幅増収増益になった。

コーポレートサービス事業では、第2四半期累計中において新型コロナウイルス感染症拡大による受注案件減少・進行遅延の影響が甚大だったが、第3四半期以降徐々に受託案件が増加し業績回復基調となった結果、売上高6億8100万円(前期比24.4%減)、セグメント利益(営業利益)700万円(前期比88.3%減)と通期では黒字転換した。

ソフトウェア・ネットワーク事業では、既存コンテンツ売上など既存事業が期を通じて安定的に推移したことに加え、新規事業の採算が徐々に改善してきたことから、売上高7億4200万円(前期比1.5%増)、セグメント利益(営業利益)4200万円(前期はセグメント損失1億0500万円)となった。

教育・人材事業では、IT人材研修事業が期を通じて好調に推移したことに加え、業務のオンライン化推進などにより、売上高6億7900万円(前期比19.9%増)、セグメント利益(営業利益)1億0700万円(前期比47.7%増)と大幅増収増益になった。

投資運用事業では、有価証券投資運用額増加に伴う利息・配当金収入の増加、及び期を通じて事業環境が比較的良好だったことから、売上高1億3100万円(前期比12.9%増)、セグメント利益(営業利益)7700万円(前期比548.0%増)となった。


■2022年3月期の見通し
2022年3月期は、売上高64億円(前期比1.3%増)、営業利益7億3000万円(同21.1%減)、経常利益7億2000万円(同20.1%減)、最終利益4億8500万円(同15.4%減)を見込む。


・売上高:64億円(前期比1.3%増)
・営業利益:7億3000万円(同21.1%減)
・経常利益:7億2000万円(同20.1%減)
・最終利益:4億8500万円(同15.4%減)
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